「満席の音楽教室」と聞くと、カレンダーのレッスン枠が朝から晩までびっちり埋まっている状態を想像しませんか?
実はそれ、教える側も生徒さんも全員が疲弊してしまう、とても危険な状態だと私は考えています。
2000年10月から、26年間エレクトーンを教えてきた私が行き着いた「本当の満席」の定義は、世間の常識とは少し違います。
今いる大切な生徒さんへ最高のクオリティを届け続けるための、あえて残した「余白」の真意について、まとめてみようと思います。
こちらのブログは、東京都足立区のエレクトーン教室・ミュージックベル教室「こねこのて音楽教室・co-nekoみゅーじっく」の檜垣(ひがき)がお届けしてまいります。

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1分もの隙間もない状態は「満席」とは呼ばない
一般的な音楽教室では、すべてのレッスン枠が埋まることを「満席」と呼びます。
ありがたいことに、当教室も現在は休会中の生徒さんを含めて【約30名】のエレクトーンの個人レッスンをお引き受けしており、新規募集は「満席」として受付をストップしています。
(※個人レッスンの他に、足立区の住区センター悠々館でシニアの生徒さんたち40人ちょっとの方とミュージックベルも楽しんでいます♪)
ですが、私のカレンダーには、あえて1分もの隙間もないほどギチギチにレッスンを詰め込むようなことはしていません。
なぜなら、それではトラブルや急病の際に身動きが取れず、1人ひとりへのレッスンの質が落ちてしまうからです。
当日2時間前までの連絡でも「いつでもおいで♪」と言える理由
当教室では、生徒さんが急な病気や学校行事、お仕事などで困ったときのために、当日2時間前までのご連絡で月1回の振替レッスンに対応するシステムを整えています。
この約束を100%守り、先生が笑顔で「いつでもおいで♪」と優しく受け入れるためには、最初からカレンダーに「振替専用の余白」を確保しておくことが絶対条件です。
つまり、一見すると空いているコマは「誰でも入れる暇な時間」ではなく、「今いる生徒さんのためだけに、最初からキープしてある特等席」なのです。
この余白があるからこそ、全員が安心して長く続けられます。
振替レッスンを使ったことのない生徒さんは「ゼロ」です。
生徒さんや生徒さんご家族みなさんから、とてもご好評をいただいているシステムです。
これは、私自身が生徒だった時に「これがあったら便利なのにな…」と思っていたシステム。
自分が音楽教室を始めたら絶対にやろう!と決めていたシステムでもあります。
笑顔で「ちょっといいもの」を届け続けるための「組織の余白」
私が満席を掲げるもう一つの理由は、個人事業主から法人化し、責任あるバックオフィス業務(教室を、会社を支える舞台裏の運営業務(事務・経営管理))をより強固なものにするためです。
すべては生徒さんに音楽を長く楽しんでもらうための基盤づくり。
私たちの会社「東京ライフスタイルホールディングス合同会社」の理念は「あなたのライフスタイルを彩る『ちょっといいもの』お届けします」。
この笑顔の連鎖を守るため、時には部門の壁を越えて、主人の電気工事部門と私の音楽教室部門を互いに手伝いながら一緒に歩んでいます。
この支え合いの時間を生み出すためにも、レッスン枠をあえて100%埋めない選択が不可欠なのです。
ライフステージの変化(家族の介護)にも、揺らがない教室であるために
そしてもう一つ、私自身のとてもリアルな「余白の理由」があります。
実は現在、私は家族の介護にも時間を使っています。 同居のお姑さんは要介護4の在宅介護。そして実家の両親も要介護1と要支援(間もなく取得)という状況です。
介護を経験された方ならきっと共感していただけると思うのですが、介護というものは、ある日突然予期せぬ対応が必要になったり、先の見通しがなかなか立ちにくかったりするものです。
だからこそ、もし私のレッスン枠がカレンダーの朝から晩までギチギチに埋まっていたらどうでしょう? 突発的な介護の手が必要になったとき、私は生徒さんのレッスンをドタキャンせざるを得なくなります。それは、私にとって絶対に避けたいことなのです。
最初から「介護のための時間」や「代表の現場を手伝う時間」を、経営者の1人としてあらかじめスケジュールに組み込んで(余白として確保して)いるからこそ、私はどちらの手も抜くことなく、大好きな生徒さんの前でいつも「100%元気な笑顔の先生」でいられるのです。
(もちろん、将来的に介護が一段落した際には、この余白を少しずつレッスン枠として新しく開放していく予定ですので、その時はまたお知らせしますね!)
1人ひとりの歩みにじっくり伴走するための私の美学
「売上さえ上がれば誰でもいいから」とレッスンカレンダーをギチギチに埋めて、先生自身がすり減ってレッスンが雑になることこそ、生徒さんへの最大の裏切りだと私は考えています。
「お互いへのリスペクト」と「音楽の習慣化」を大切にしながら、選ばれた最高のメンバーである生徒さんたちの歩みにじっくりと伴走し続けること。
そのために、私はこれからもこの「美しい余白」を誇りを持って守り続けます。
自分の時間を安売りせず、今いる大切な仲間を裏切らないための決断です。
指導者としてのあり方に悩む先生へ 当教室では、同業の音楽教室の先生方向けの「顧問契約(コンサルティング)」もスタートしています。労働集約型の教室から脱却し、生徒さんも自分も幸せになる教室運営の仕組みについて、私と一緒に深く考えてみませんか?
「やってみようかな…」と思った時が、レッスンの「はじめどき」ですよ♪
現在、大変ありがたいことにエレクトーンおよび障害のある方のレッスン枠は【満席】となっております。しかし、「どうしても、こねこのて音楽教室で習いたい」「教室の理念に共感した」と仰ってくださる方のために、空き待ち前提とはなりますが「15分オンライン事前相談(無料)」の枠を設けさせていただきました。
「ぼくの、わたしの楽器で」最高のパフォーマンスを出すための、完全オーダーメイドレッスン。 まずは以下のページをお読みいただき、ご納得いただけましたら専用フォームよりお申し込みください。
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こねこのて音楽教室(足立区)では、生徒さんのお顔やお名前が直接分かるものはネット上に公開しないことにしています。 代わりに、実際のレッスンの様子が目に浮かぶように…文章で書き綴っています。
「こんな感じのレッスンなんだ!」ぜひ読んでみてくださいね♪
同い年ぐらいの方のレッスンの様子も、チェックしていただけますとうれしいです。
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