皆さま、こんにちは! 足立区のエレクトーン&ミュージックベル教室「こねこのて音楽教室」の檜垣(ひがき)です。
11月に入り、街のあちこちでクリスマスの準備が始まり、少しずつ年末の足音が近づいてきましたね。
そんな中、こねこのて音楽教室では、なんと10月末のレッスン終わりに生徒さんとこんなご挨拶が交わされました。
「先生、今年は大変お世話になりました!ちょっと早いですが、よいお年を〜!」
「はい!Tさん、いってらっしゃいませ!よいお年をお迎えくださいね!」
まだハロウィンが終わらないぐらいの時期に、笑顔で交わされる「よいお年を」。
実はこれ、こねこのて音楽教室ならではの「理由」があります。

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日本と海外の2拠点生活。「手元に楽器がない時間」も音楽は続く!
この日、今年最後のレッスンを迎えられたのは大人の生徒のTさん。 Tさんは日本と海外を行き来する「2拠点生活」を送られています。
実はこねこのて音楽教室には、Tさんだけでなく、日本と海外を行き来しながら生活されている生徒さんが他にも数名いらっしゃいます。
海外滞在中のレッスンスタイルは生徒さんによってさまざまで、現地からオンラインで繋ぎ続ける方もいれば、Tさんのように「向こうには楽器がないので、滞在期間はお休みします」というスタイルを取られる方もいらっしゃいます。
「楽器がないなら、何ヶ月も練習できないのでは?」と思われるかもしれません。
でも、ご自身のスケジュールをしっかり管理されているTさんは、渡航期間の過ごし方もとてもスマートです。
「海外にいる間は、楽譜やテキストをじっくり眺めたり、音源を聴き込んだり、できることを進めておきますね!」
そう笑顔でおっしゃって旅立っていかれます。
鍵盤に触れることだけが練習ではありません。楽譜を読み解き、指の動きをイメージする時間は、手元に楽器がなくてもできる立派な音楽の時間。
環境が変わっても自分なりのペースで音楽を手放さないTさんの前向きな姿に、私自身もたくさんの刺激をいただいています。
産休・育休・シフト勤務……大人の「ライフステージの変化」に寄り添う仕組み
大人が音楽を続けていく中では、海外滞在だけでなく、さまざまな生活環境の変化が訪れます。
結婚、出産、育児、介護、お仕事の異動や不規則なシフト勤務……。
実は現在、こねこのて音楽教室には「産休中」でお休みされている大人の生徒さんが2名いらっしゃいます。
そして私自身も、要介護4のお姑さんと同居しての在宅介護、さらには実家の両親も2人とも要介護のため、遠隔介護もしています。
決まった曜日、決まった時間に通う固定制のレッスンだと、「数ヶ月休まなければならない=退会」になってしまうケースがとても多いですよね。私自身もかつて、仕事が休めずレッスンに行けず…で退会してしまった過去があります。
でも、生活がガラリと変わる大切な時期に、大好きな音楽まで手放さなければいけないのは、あまりにも寂しいことです。
だからこそ、うちの教室では自由な「フリータイム制(持ち時間制)」だけでなく、「休会制度」も柔軟で充実したものに整えています。
「今は赤ちゃんとの時間を最優先にして、落ち着いたらまたいつでも戻っておいでね!」と笑顔で送り出し、いつでも安心して帰ってこられる居場所を守り続けています。
インストラクター時代の経験と、自分自身の「生徒体験」から生まれた原点
この制度を取り入れた背景には、私の原点となる2つの経験があります。
1つは、2006年から2012年までお仕事をいただいていた楽器店さんで、自店コース(店舗独自コース)の「大人のフリータイムエレクトーンレッスン」のインストラクターを担当していたこと。
忙しい大人の皆さんが、時間をやりくりしながら音楽を楽しむ姿を間近で見て、この仕組みの素晴らしさを肌で実感していました。
そしてもう1つは、私自身が生徒だった頃の苦い経験。
仕事の都合などで決まった曜日・時間にレッスンへ通うのが本当に大変な時期があり、「振替レッスンができたらいいのに」「フリータイム制があったら続けられるのに」と悔しい思いを何度も経験しました。
大人の習い事で一番悲しいのは、「忙しくて行けない日が続き、払ったお月謝がもったいなくなって辞めてしまうこと」。
だからこそ、毎月翌月のレッスン費をご請求する際には、お預かりしている持ち時間や振替分が残っていないかを必ず生徒さんと一緒に確認・ご相談した上で金額を確定させています。
「行けなかった分のレッスン代が無駄になる」ということは絶対にありません。
「もっと生徒を詰めれば儲かるのに」と言われても、私がこのスタイルを貫く理由
ここまで生徒さんお一人おひとりの暮らしやスケジュールに細やかに向き合っているため、こねこのて音楽教室の定員は、一般的な教室よりもずっと少なく設定しています。
同業の音楽教室の先生方からは、よくこんなふうに言われます。
「檜垣先生のやり方だと、月々の収入が一定にならないんじゃない?」
「もっと枠を詰めて生徒さんを取れるのに、儲からないじゃないですか!」
たしかにその通りです。 教室のオープン枠をギチギチに詰めて生徒さんを増やせば、先生としての売上や収入は上がります。
もちろん、私だって生きていくための最低限の収入は必要ですし、適正なレッスン代はいただきたいと思っています。
でも、「儲けるためだけに音楽教室をやっているのか?」と問われたら、答えは絶対にNOです。
私の目指す場所はそこではありません。
生徒さんと一緒に、大好きなエレクトーンについて語り合いたい。
「今週は忙しかったね」「でもこのフレーズ弾けるようになったね!」と、お互いの人生に寄り添いながら、楽しく笑顔で音を重ねていきたい。
その楽しい時間の対価として、自分の取り分を少しだけいただく。
それが私のずっと変わらないスタンスです。
暮らしに合わせて「やめない」で済むよう、先生側で工夫したい
大人の音楽で一番大切なのは、「完璧に毎週通い続けること」ではなく、「暮らしの波に合わせてやめないこと」です。
ペースが落ちてもいい、数ヶ月お休みしてもいい。
「好きなんだよな」「続けたいんだよな」という気持ちさえあれば、いつでもまた鍵盤の前に戻ってくることができます。
10月に笑顔で「よいお年を!」と手を振り合えるのも、お互いの暮らしを尊重できる信頼関係と、この自由な仕組みがあってこそ。
Tさん、海外での滞在を思いっきり満喫してきてくださいね!
そして産休中の生徒さんたちも、どうぞご自身とお子さんのお体を一番に大切に過ごしてください。
皆さんがまた笑顔で教室のドアを開けてくださる日を、楽しみに待っています♪
「やってみようかな…」と思った時が、レッスンの「はじめどき」ですよ♪
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こねこのて音楽教室(足立区)では、生徒さんのお顔やお名前が直接分かるものはネット上に公開しないことにしています。 代わりに、実際のレッスンの様子が目に浮かぶように…文章で書き綴っています。
「こんな感じのレッスンなんだ!」ぜひ読んでみてくださいね♪
同い年ぐらいの方のレッスンの様子も、チェックしていただけますとうれしいです。
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