「あんなに苦戦していたのに…！」クリスマス1曲チャレンジを乗り越えて、あっという間にテキストの曲にマルが付いた2人！！（Yちゃん、5歳・Kくん、小１、エレクトーン出張レッスン）

こんにちは(*^-^*)

東京都足立区でエレクトーン教室・ミュージックベル教室を開いております「co-nekoみゅーじっく・こねこのて音楽教室」の檜垣（ひがき）です。

本当にもうビックリでした。お母さまも私も。
あんなにもウンウン唸ってたのに…
できな～い！！ってイヤになっちゃったりしてたのに。

発表会やクリスマス1曲チャレンジの曲とテキストの曲は、通常は並走させています

以前は発表会だったり、クリスマス1曲チャレンジの曲に取り掛かり始めると、テキストが止まる（お休みになっちゃう）生徒さんが多かったのですが、テキストをお休みにしちゃうと…結果的にチャレンジしている曲に出てくるテクニックをカバーすることができず、進度が遅くなるケースが多かったんです。
なので、発表会やクリスマス1曲チャレンジの曲のように、いつものレッスンよりは「大曲」と言われるものにチャレンジする場合であっても、こねこのて音楽教室（足立区）としては「テキストはお休みにしない」という大原則を作っています。

ですが。

YちゃんもKくんも、「これがいい！」と熱意ムンムンで選んだ曲は…ちょっとだいぶ難しかった。
その曲だけでレッスン時間が終わっちゃうことも増えて、本当はちゃんとテキストも進めたかったのですが…残念ながらテキストの曲を3か月ほどお休みしてしまう結果になってしまったのです。

クリスマス1曲チャレンジの収録を終えて、テキストに戻ったところ…

こねこのて音楽教室（足立区）では、12月の1回目のレッスンを「クリスマス1曲チャレンジ収録日」と定めています。
「この日までに弾けるようになる！」という、「納期」「期限までにやる」という技能を学んでもらうためでもあります。
これって、受験勉強だったり、高校大学でレポートを書く締め切りだったり…大人になってからは仕事の納期などの管理にも役立つ能力です。
小さいうちから「ここまでにがんばる！」というチカラを付けていけるのって、音楽教室に通うと学べる「管理能力」だったりします。

曲を完成させるのって、一夜漬けは絶対的に無理なのです。残念ながら。

ここらへんのスキルが身につく、というのも、プラスの要因になります。

Yちゃん、ト長調のカデンツを一発クリアする！の巻

さて。

Yちゃん（5歳）は「だいすきエレクトーン1」というテキストの途中でとまってしまっていました。
弾いていた曲は、左手で三和音を弾く曲。
ほぼ初めての三和音。
ハ長調と、ト長調のカデンツ（一番よく使う和音の並び）です。

ところが。
Yちゃん、まだ手が小さくて、ト長調で出てくる「D7（ディーセブン）」の和音が押さえられませんでした。指が届かなくて。
「ファ＃ドレ」…確かにちょっとコツがいるのです。

クリスマス1曲チャレンジ＆発表会で弾く！と決めた曲は、くしくもト長調でした。
「どうしてもこの曲が弾きたい！」とのことなので、一緒にがんばるか！と、一緒に練習を始めたのですが…テキストでも手が届かなかった「D7」の和音に大苦戦。
あまりにも弾けなくて「もういや！」とエレクトーンに近づかない日も数週間あったそうです。

何とか何とか、ちょっと難しいところをはぶいたりして。
何とか完成に近づいて。
クリスマス1曲チャレンジを無事に撮り終えました。

「Yちゃん、おんなじト長調だからさ、ちょっと弾いてみちゃおっか、だいすきエレクトーン」

あまりにも弾けなかった記憶がよみがえるのか、テキストを広げるとイヤそうな顔をしていましたが…声をかけながら弾いてもらうと。まさかのノーミス！！

「Yちゃん！すごいじゃん！！いっかいもまちがえなかったね！！」

横で見てくださっていたお母さまもビックリ。

「あんなに苦労していたのに…すごいじゃない！！」

Yちゃん、うれしいと、はにかむ子。
顔を見たら…見事なまでにはにかんでいました。

Kくん、大苦戦で1か月以上マルが付かなかったリズム練習を一発クリア！の巻

こねこのて音楽教室（足立区）では、「歌とピアノの絵本」という教材も併用しています。
譜読みに適した年齢になるまでの間に、無理せず歌ってリズムをたたいて、フレージングを学んだりしてもらうためのテキストです。

このテキスト。
2冊目の「5歳」のテキストに入ると、両手のリズムというのが登場します。
右手と左手のリズムが違う、というものです。

そこまでは片手のリズムだったので、手をたたいてリズム練習をしていましたが、右手と左手でリズムが違ってくるので、手をたたくわけにもいかず。
両ひざをたたいたり、鍵盤の「ド」と「ソ」を右手と左手で弾いてみる、みたいな感じのリズム練習をしたりしています。

Kくん。
本当に両手のリズムが苦手で。
あまりにもできなくて、床にへばりついて寝そべってしまったり、イスの下に隠れてしまうこともしばしばだったんです。

というKくんですが…
クリスマス1曲チャレンジの収録を終えて。
「ちょっとやってみよっか、久しぶりに」とリズム練習の楽譜を出しました。
「あ～、この両手のやつが大変だ！っていうところでとまっちゃってたんだね…」と。

「難しかったんだよなこれ」という顔で、リズム練習の楽譜を見るKくん。

久しぶりだったこともあり、まずは右手だけ。次は左手だけ。
先生と分担しよっか、と、Kくん右手・先生左手。次は後退してKくん左手・先生右手。

「よし！できてたから、いっかい両手でいってみるか！！」

おそるおそるリズムをたたき始めるKくん…そして…まさかのノーミス。しかもアッサリと完ぺきなノーミス…！！

「すごいじゃん！！バッチリじゃん！！ノーミスだ！！」

Yちゃんに引き続き、お母さまもビックリ！！のレッスンだったのです。

大曲にチャレンジすることで得られる「メリット」もあるのです

本当ならば。
テキストの順番に曲を弾いた方が、大きくつまづくこともなく、先に進んでいけるのは間違いないと思います。

例えが難しいですが、5歳のYちゃんも、1年生のKくんも、小学校３～４年生の曲にいきなりチャレンジしてしまって「できないよ～！」ってなっていたような感じなのです。

でも。

「これがいい！」「これ弾きたい！！」という熱意で弾いてきた曲は、ちゃんとメリットを残してくれました。
あれほど苦戦していたテキストの曲が、練習もなしに、本当に久しぶりに弾いたのに一発OKになるなんて。

だからと言って、じゃあこれからも大曲にチャレンジし続けた方がいい！という訳ではありません。

ここからは、チャレンジした大曲を弾くのに「ものすごく苦労した部分」をテキストでしっかり学んでいく、カバーしていく、自分のものにしていく時間です。
この練習が本当に大事。
ものすごく大事です。

どんどん大曲にチャレンジし続けると、例えが難しいですが…なんというか、穴だらけのバッグみたいな感じ。
入れても入れても、どんどんこぼれ落ちちゃう。
その穴をどんどんふさいでいく作業（練習）が本当に大事なのです。

さぁ…
ここからどんどんテキストを進めていきます。
きっとね、1ページごとに「ほら！出た！！あの時大変だったやつ、ここにあった！！」って毎回発見！のレッスンが続くはずなんです。
これは、こねこのて音楽教室（足立区）のみんなが通ってきた道でもあって。
ここを通って、みんな「弾きたい曲にさらにチャレンジできるようになる」んです。

しっかりサポートしていきます。
発表会、クリスマス1曲チャレンジが終わっておしまい！じゃない！のが、こねこのて音楽教室（足立区）のレッスン内容。
しっかりとした「演奏技術」を積み重ねていく、土台作りの手を抜かない教室です。

一緒に、音楽、いかがですか？
「そっか！だから弾けなかったのか！」の理由を的確に見つけて、しっかりカバーしていく音楽教室です。

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